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志と活力こそが未来を創る

株式会社 EHR

Energetic Human Resources,inc.

株式会社EHR 志と活力こそが未来を創る
COLUMN
人・組織を活性化するヒント

「心理学的経営」とEHR

2021/05/01

「心理学的経営」は大沢武志氏により1993年に著された古い経営書です。

大沢武志氏は、株式会社リクルートの創業者である江副浩正氏にスカウトされ、同社に参画し、今も続く教育研修事業と適性検査(SPI)事業を立ち上げ、江副氏の右腕として永く総務・人事の担当役員を務める中で、リクルートの組織風土・文化を創り上げてきた人物です。(2012年逝去)私がリクルートに入社以来、大沢さんがリクルートを去る迄の間、直属の大ボスで、弊社EHRを創業するにあたり、顧問にも就任いただきました。

この本は、一度絶版になり、プレミアム価格がつく程になっていましたが、関係者の尽力で2019年6月に復刊されました。内容としては、全6章で、モティベーションマネジメント、小集団と人間関係、組織の活性化、リーダーシップと管理能力、適性と人事、個性化を求めてと、広範囲に渡って企業経営における人材マネジメントの要諦が記されていますが、単に学術的な話しではなく、大沢さんが30年以上に及ぶリクルートでの実践に裏打ちされたものになっており、その背景には「個をあるがままに生かす」という明確な哲学が在ります。28年以上前に書かれた内容の多くが、今の時代にもマッチし、ティール組織や、組織の心理的安全性、1on1、360度評価など、言葉は変われど、その本質、原理原則は不変であることを教えてくれるとともに、新鮮な驚きを禁じえません。

「心理学的経営」はEHR創業の原点であり、私たちの活動を常に後押ししてくれる存在です。「志と活力を持つ人と組織をつくる」という弊社のミッションは、第3章の組織の活性化の実現を目指すものに他なりません。そこで大沢さんは、「活性化とはきれいごとで実現できるようなテーマではない。汗と泥にまみれた、ときには血のにじむ葛藤の世界のなかにこそ活性化の原動力がある。」と述べられています。大沢さんの心の叫びを感じるとともに、いつも背筋が伸びる思いがします。

 決して読みやすい本ではありませんが、経営、人事に関わる人だけではなく、働くことを考える全ての方々に手に取ってほしい1冊です。

Editor

代表取締役社長

兼松 正

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