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株式会社 EHR

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COLUMN
人・組織を活性化するヒント

リモートワークにおける人事評価

2021/05/01

「リモートワークの導入で普段の仕事ぶりが見えない」という評価者の声や、「上司と会ってないのにちゃんと評価してもらえるのだろうか?」という被評価者の声があるので評価制度や評価項目を変えなければならないとのご相談を人事部門から受けることがしばしばありました。
確かに、会社に出社して直接会話し、その姿を目の前にしていた時とは状況が異なります。普段なら同じ職場にいて、同僚や他部署とのやりとりの様子を思い出しながら評価表をつけていたのでしょうか。人事担当者が心配するのも当然の成り行きです。
そんな中、それこそオンラインにて人事担当者向けに「リモートでの人事評価のあり方」「ジョブ型への移行ステップ解説」「勤務状況把握のツールのご紹介」といったセミナーが盛況です。かく言う私もこのテーマで現在コラムを書いています。

リモートワーク以前は評価できていた??
管理職向けに評価に関する研修をしなければならないという課題をほぼ全ての企業で感じています。研修だけではなく、勉強会や実際の評価そのものについての相談など、手を変え品を変え評価にまつわる支援を行っています。
元から多くの企業では、制度に即した適切な評価ができていないという状態だったのではないでしょうか。リモートワークの導入で以前はできていた評価ができなくなったわけでもなさそうです。

ほんとにリモート環境だと評価できない?
人事部門よりご相談頂くのですが、本当に評価できない状況なのでしょうか?ある企業のアンケートからは、「リモートワーク導入後、上司との仕事にまつわるしっかりとしたコミュニケーションが増えた」「部下の仕事ぶりについて、定期的に面談することにより以前より正確に把握することができている」という回答結果が得られている。確かに、普段の何気ない仕事ぶりを見ることはできませんが、純度の高い仕事に関するやりとりができている職場もあるようです。
このように考えると、普段何気なく様子を見たことを評価に反映するのは、部下の一部を切り取っており、公正ではなかったかも知れませんね。印象に左右されていた可能性もあります。

とはいえ評価できない内容もある?
能力評価に関しては、確かにどうにも判断できない項目などもありそうです。これについては、リモートワーク以前から評価しにくい内容だったかも知れません。これらは良い機会ですので見直すことも良さそうです。
リモートワークに適した評価制度を導入しようというよりも、仕事内容や仕事ぶりについてマジメな対話をする機会を作るように人事部門は働きかけていきたいですね。一人で仕事をしていると、一体これは会社や組織の動きにつながっているか不安になることもあります。そのため、フィードバックを今まで以上に充実した内容にしたりその頻度を多くするなどの工夫も併せて重要となるでしょう。

Editor

取締役 西日本統括部長

毎野 正樹

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